ED(勃起不全)とは?原因と治す方法まとめ

EDってご存知ですか?

EDとは「勃起不全」の英略で、文字通り思うように勃起ができない症状であり、男性にとって悩まずにはいられない病の一つです。

 

「Erectile Dysfunction」を略してEDと呼ばれており勃起不全のほかに「勃起障害」と訳されることもあります。

 

EDは男性だけの問題ではなく、実際には性交渉が満足できないなど、異性との交流にも大きく関わる重要な課題です。

 

ここでは、EDを様々な角度からクローズアップしていますので、詳しい知識を習得して対応・対策できるようにしましょう。

 

実は知られていない驚きのED人口

ストレスでインポテンツになった男性

EDは、かなりデリケートな課題ということもあり、悩みを抱えていても周囲に相談しない人が多くなる傾向があります。

 

当人は「自分だけ・・・」というイメージを持つことが多いのですが、実際には、日本人男子の4人に1人がEDに該当するとされ、体の状態やストレスで思うように勃起できないという悩みに直面しています。

 

良く若い男性には無縁の症状と思われがちですが、中年男性だけではなくEDの症状を訴えている男性の年齢層は、年々若年化しているようです。

 

「中等度ED」と「完全ED」

ひと言でEDと言ってもその症状には段階があるとされています。

そのため、自分自身が今どの程度のレベルのEDであるのかを知ることも重要です。

大きく「中等度ED」「完全ED」に分類され、

 

・中等度ED:時々勃起が上手くいかない時がある

・完全ED :全く勃起をしないことから、性交渉ができない状態

 

の2つに分かれます。

 

若い頃「中等度ED」から始まり、年齢を重ねるにしたがって「完全ED」へと移行していくケースが多いです。

 

70代にもなると半数程度はこのEDで悩まされているというデータが出ています。

EDの具体的な症状

EDの症状とは、具体的にどのようなことが挙げられるのでしょう?

 

EDは、「勃起をする感覚が鈍くなる」ということから症状を気にするようになり、「勃起をしても持続性がない」「満足度の高い性交渉が最後まで実現しない」など程度は様々です。

 

初めは軽度なことからあまり気にしてないEDの症状ですが、一度気になりだしてしまうことでかえって過剰に意識して勃起への影響が出ることもあるようです。

 

症状を悪化させないためにも、正しいEDへの知識を習得しておく必要があります。

 

EDは病気?

EDは病気に分類されます。

 

かつてEDは不治の病であると考えていた人もいたようですが、今ではそのようなことはありません。

 

病気の知名度も高くなり、一般的に良く知られる存在になりました。

 

その結果、医学的にも良い治療法や薬の開発が進んでいます。

 

EDは治せるのか。

前にも記載したように、EDの治療はもちろん可能です。

 

「EDは治らない」と言う思い込みで諦めてしまうのではなく、自分の症状と向き合って、自分に合う治療法方法を探すことで良い方向へと進みます。

 

EDは治らない病気ではありませんので、一人で思い悩まずに周囲に手助けを求めましょう。

 

EDの原因は様々

「EDになる男性」と「全く症状がない男性」がいるのは、原因となるものが様々な理由から成り立っているからでしょう。

 

中には、一つの原因だけではなく、複数の原因が積み重なってEDの症状を訴える男性もいます。

 

ここでは、主な原因とされるものを3種類紹介しますので、是非参考にして自分に該当するか否かを確かめてみてください。

 

心的なストレスからなる場合

20代から40代前後の若い世代に多いのは、心的ストレスによってEDの症状の原因になるケースです。

 

心的ストレスにも様々な症状がありますが「仕事のプレッシャーや不安」「家族との不仲」「うつ病の発症」など幅広くなっています。

 

また心的ストレスも二つに分類されていて、「現実心因」「深層心因」に分けられます。

 

デリケートで繊細な人が多い男性は、想像以上にストレスに弱く、思いがけないことがきっかけでEDになっている場合が多いようです。

 

現実心因

「現実心因」とは、日頃の生活のストレスが影響している場合が多く、経済的なストレスや恋人や配偶者との関係に悩んでいる場合など、普段の暮らしのストレスがEDの症状を引き起こしている場合があります。

 

また、身近な人から暴力や何気ない一言によって傷ついてしまうような、言葉の暴力によって気持ちがナーバスになってしまっている場合も「現実心因」に分類されます。

 

深層心因

「現実心因」は日々の暮らしが大きく関わりますが、一方の「深層心因」は、その人が長く抱えているトラウマや体に対するコンプレックスなどが影響していて、心の奥底にある深い部分が影響してEDの症状に繋がっていることがあります。

 

「現実心因」は場合によってはカウンセリングなどをすることによって、症状が和らぐ可能性がありますが、「深層心因」は長年抱えた悩みや闇となる部分を解きほぐす必要があるため、じっくり治療する必要があります。

神経や血管などに障害がある場合

年齢を重ねることによって、様々な生活習慣病に罹患する人の割合が増えますので、その結果EDになる可能性が高まります。

 

特に神経や血管に影響する生活習慣病になりますと、病気の治療を優先することによって、EDの症状や原因に気づかないことがあります。

 

ここでは4つに分類しましたので、一つずつ詳しく見ていきましょう。

 

加齢

年齢と共にEDになる可能性は高まりますが、これは仕方がないことですので、現実として受け入れるしかありません。

 

しかし、少しでも時期を遅らせることや症状を軽く済ませられるようにする努力は必要で、病気にならないように日々の健康の健康に配った生活をするだけでも、EDの症状を回避したり和らげることができます。

 

その結果、年齢を重ねても健康で若々しいシニアライフが過ごせるでしょう。

生活習慣病

糖尿病や高血圧によって、通院している人や薬による治療をしている人が増えることも原因とされていて、血管の働きが弱まって血流が促進されなくなりますと、ペニスの血流が悪くなりますので勃起しにくくなります。

 

ちなみに、糖尿病患者で80%、高血圧症の患者で70%の人が、諸症状に加えてEDの症状にも悩んでいるとされています。

また、生活習慣病を引き起こすリスクが高まる過度の喫煙や飲酒も影響していて、若い時からの生活の乱れや不摂生が、年齢を重ねると共に様々な症状に影響を与えます。

禁酒で勃起持続対策

神経や手術、外傷

脳や神経の働きが影響するため、脳腫瘍やアルツハイマー型認知症などになってしまいますと、体が思うように動かなくなり、当然ですが勃起しにくい状態が続いてEDになってしまうことが多いです。

 

さらに、年齢を重ねることで罹患する人が増える前立腺肥大などの手術の影響で、EDの症状が出るケースもあります。

 

しかし、術後の生活を重視する考えも定着していて、なるべく勃起障害が起きないように手術をして、がんなどの病気の再発を防ぎながら、術後の暮らしが豊かになるような選択も可能なので、医師とよく相談をしましょう。

薬剤の服用によって起きる場合

体の中に直接取り入れる薬剤の服用は、成分によってはEDの症状に少なからず影響するでしょう。

 

特に有名なのは、抗うつ薬などの末梢神経や中枢神経に働く薬剤のほか、不整脈の治療などに用いる循環器系に関わる薬剤、潰瘍の治療に用いる消化管の働きに関わる薬剤を服用している場合には、EDの症状に繋がることがあるようです。

 

普段何気なく服用している薬剤が、場合によってはEDになりやすくしていることが考えられます。

 

EDにならないようにするための対策

自分自身の工夫や生活への意識の変化によっては、暮らしの質は変えられます。

 

EDは日々の取組みにより、なる確率を下げることが十分可能です。

 

どのようなポイントがあるのか見ていきましょう。

 

生活習慣の改善

生活習慣を変える場合、それほど大きな変化をさせる必要がないです。

 

人間が生きる上で基本となる「食事」「運動」「睡眠」の質を変えるだけで生活改善はできます。

 

あまり大きな変化をさせようとしますと、かえってそれがストレスとなるでしょう。

 

慣れるまでは負担と感じる生活習慣の改善は、少しずつ慣れさせることで無理なくできるようになります。

 

精神的ストレスの軽減

全くストレスがない生活をすることは難しいですが、自分で負の感情をコントロールする力を鍛えることストレスを軽減できるようになります。

 

目の前にある仕事や勉強に対するプレッシャーや不安などだけがストレスとは限りません。

 

自分では想像もしていなかったことが負担となっていることもありますので、精神的ストレスを軽減させるためには、今の自分自身ときちんと向き合う勇気を持ちましょう。

 

もしもEDになってしまった時の治療法とは?

もしもEDになってしまっても慌てることはありません。

 

EDは症状としても一般的に良く知られるようになってきたこともあり、治療法の選択肢が増えていて、症状や個人の希望に合わせた改善方法が出てきています。

 

EDの方も「このまま一生EDと付き合うのか…」と落ち込む前に、どんな治療方法があるのかを知っておくだけでも、いざという時に困らないはずです。

 

薬剤による治療

ペニス増大サプリイメージ

EDの症状を改善する手段として一番有名で有効であるとされているのが、薬剤を用いた治療方法です。

 

ここでは3種類の薬剤を紹介していますので、今後医師と相談する際に役立てるのがおすすめです。

 

バイアグラ

一番有名なので聞いたことある人も多いと思いますが、バイアグラはアメリカの製薬会社が開発したED治療薬です。

 

男性のペニスが思うように勃起しなくなる勃起障害への効果が立証されたことで、日本でも1999年から一般的に販売されるようになりました。

 

バイアグラには「環状グアノシン一リン酸」が配合されており、ペニスの血流を促進させることで、服用後30分程度で効果が実感できると言われています。

 

レビトラ

バイアグラの次に登場したED治療薬であるレビトラは、2004年に厚生労働省の承認を受けて日本国内での販売が開始されました。

 

持続時間を維持するよりも即効性が期待できるとされており、オレンジ色の円形が特徴の薬剤です。

 

シアリス

シアリスの最大の特徴は、持続時間が長いことです。

 

バイアグラやレビトラの持続時間が6時間前後であるのに対して、シアリスは36時間と長い効果が期待できます。

 

短い持続時間ですと、服用のタイミングを考える手間がありますが、シアリスの場合にはそのような負担がありません。

 

上記3種類については、効果の違いや副作用などを正しく理解する事が必須となります。

そのため、以下の別記事で詳細解説していますので、合わせてご覧下さい。

 

⇒バイアグラ・シアリス・レビトラの効果や違い、副作用~購入時の注意点まとめ

生活習慣の改善

EDの治療は薬剤に頼るだけではなく、生活そのものを改善することで、更に治療期間を短くすることができます。

 

普段なに気なく行っている「食事」や「運動」「睡眠」についても、EDの症状をきっかけに一度見直してみるのがおすすめです。

 

食生活

和食

食事面では、カロリー摂取への気配りや野菜を積極的にとるなど、暴飲暴食を避ける程度で問題ありません。

 

しかし、偏った食生活を長く続けるなど、内臓への負担が掛かるような食事は、肥満や脂肪量の増加につながるので気を付けましょう。

 

飲酒・喫煙

飲酒や喫煙を全くやめてしまうのが難しい人が多いようですが、過度な飲酒や喫煙をしなければ、ストレス解消法やリラックス効果が期待できます。

 

しかし、自制できないような状態になってしまうような人は、EDに繋がる血管の病気などになりやすくなるので、この機会に断酒や禁煙を決断するのがおすすめです。

 

運動

運動習慣も無理なく継続できるストレッチや筋トレがおすすめで、特に下半身強化に適しているスクワットは家で気軽にできる運動です。

 

また、ウォーキングやジョギングで全身の血流を良くするのも効果的です。

そのほかの治療法

上記で紹介した「薬剤」や「生活習慣」による改善が有名ですが、その他にもEDの治療法があります。

以下順番に見ていきましょう。

 

ICI治療

陰茎海綿体注射のことを指すICI治療は、バイアグラなどのED治療薬を服用できない透析患者などが用いる治療方法です。

 

血管の働きを良くする成分を直接陰茎に注射するICI治療は、持続時間が3時間程度と言われています。

 

気になる副作用の心配ですが、デリケートな部分に直接注射をするため、局所の疼痛や頭痛などを訴える人がいるようですが、大きな副作用の心配がない治療方法です。

 

補助具による治療

EDの症状は補助具を用いることでも改善できます。

 

陰圧式勃起補助具を用いますと、ペニスに陰圧を掛けて勃起しやすくしますので安心です。

 

しかし、勃起の感覚や持続性が長くないというマイナス面がありますが、ED治療薬を服用できない人にとっては、有効な補助具となります。

 

レノーヴァによる治療

ED治療薬が服用できない人や副作用が気なる人、ED治療薬の効果があまり実感できなかった人におすすめなのが、レノーヴァによる治療方法です。

 

麻酔を使用すること無く、陰嚢部分に特殊な衝撃波を与えます。

 

1か月に1回程度の治療で済むレノーヴァは、機材が設置されている専門の医療機関に限られる治療法です。

 

まとめ

いかがでしたか?

EDの治療には様々な方法があって、自分に合った治療薬を探すことやより良い治療方法を見つけて改善できます。

 

症状を発症してしまった場合でも、一生抱え込むような不治の病ではなく、きちんと治療ができるのがEDです。

 

しかし、日頃の生活やストレスを回避するだけでも、EDになるリスクを回避することが可能です。

シニアだけの症状であると安易に考えるのではなく若い時から予防を心掛けた規則正しい生活をするようにしてください。

 

~追伸~

この記事では「EDの2つの原因から治療方法」まで、一通り説明して来ました。

しかし、厳密に言うとその治療方法はタイプ別で大きく異なり、更に「軽度」「重度」かによっても対策が異なります。

 

そのため以下別記事にて「タイプ別、症状別」で項目を完全に分けた上で、別途解説してみました。

 

簡潔にまとめましたので、この記事で

「EDの全体像⇒自分のタイプ」

を把握出来た上でお読み頂くと、復習にもなりオススメです。

⇒【タイプ別要約】インポテンツの改善法まとめ
 
お役に立てましたら幸いです。

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