これって水虫?その原因~症状と治療方法

水虫の特効薬はあるの?

日本人の4人~5人に1人が水虫を持っています。

裸足で歩く習慣があり、湿度の高い日本では水虫の人数は必然的に多くなります。

 

drive-44378_960_7202007年におこなわれた全国の皮膚科専門医が34,730名を対象に行った疫学調査により、日本人の約25%、3,000万人が水虫患者であると推定されています。

 

holes-111797_960_720そのうち、4割が爪の中まで水虫におかされている可能性があると推定されています。

 

足に抱えるトラブルの中で、水虫はもっとも多いのです!
さて、一昔前にまことしやかに囁かれていたのが、水虫の特効薬を開発したらノーベル賞受賞です。

 

水虫の特効薬でノーベル賞が受賞された話を聞きませんので、特効薬は存在しないのでしょうか?

そんな、水虫の原因と治療方法を紹介していきます!

 

【水虫の原因】

水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビが原因で発症します。

face-23887_960_720つまり、足にカビが生える感染症です。

 

この白癬菌は人間から人間にしか感染しないものですが、毒素を出して人体を攻撃するというわけではなく、人間の角質の中に潜んで増殖をします。

 

 

check-mark-35500_960_720人間の体は、増殖した白癬菌を追い出すために炎症をおこし、水ぶくれになったり(小水疱型)、赤くなったり(趾間型水虫)、そして皮が剥けたり(角質増殖型)します。

 

また、爪白癬という爪の中に水虫が侵入して爪が白く濁ったり、もろくなったりします。

 

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ちなみに、白癬菌は足の裏だけではなく、太ももや手にも感染し、太ももではいんきんたむし(股部白癬)、手では手白癬と呼ばれます。

 

 

【特効薬はノーベル賞?】

白癬菌に有効な薬というのは、作るのが非常に難しかったのです。

 

白癬菌のみならずカビの仲間に対する治療薬が開発されなかったのは、カビと人間は同じ真核生物というグループに属しているので、カビを殺しつつも人間の体に悪影響を与えないという薬の開発ができなかったのです。

 

ただ、これらはすべて過去の話で、1990年代にテルビナフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、ネチコナゾール塩酸塩という成分が開発されました。

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businessman-607780_960_720これらの成分のおかげで、水虫は1か月程度の治療で完治が可能です。

 

角質層に深く浸透して、白癬菌を根こそぎ死滅させるので、約1~2か月は治療薬の塗布をしましょう! 中途半端では湿気の多い夏になると復活します!

 

warning-146916_960_720ただ、爪白癬の場合は話が別です。

 

塗り薬もありますが、重症の場合は内服薬も併せて治していくというのがベストです。

 

そしてこれは時間がかかります。

 

白癬菌に侵されている爪の部分が伸びきるまでの約6か月間は、薬を飲み続けるというのが、現在のところは早く効率のいい治療法です。

 

【水虫症状かの判断は専門医に!】

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水虫の判断ですが、実は専門医でも、問診や視診だけでは「水虫ですね」と判断はできないのです。

 

 

サンプルを採取し顕微鏡検査によって、水虫の原因である白癬菌がいるのかいないのかを見て、水虫であると判断します。

 

hrawhwそのため、医者にかからずに水虫だと思って治療薬を塗り続けて1か月以上、足の炎症などが引かない場合、水虫ではなく湿しんや皮膚炎なのです。

 

また、夏に症状があらわれて冬に症状が落ち着いてくる場合は、白癬菌が原因の水虫である可能性が高いといえます。

 

日本人の多くが悩まされている水虫です、まずは水虫を疑っていった方が50~60%の確率で的中しますが、自分での判断はあまり良くありません。

 

専門医へ相談をするのが、ベストな判断です。

 

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【水虫の治療方法】

水虫の治療方法は、塗り薬か内服薬の2択です。

decision-1013752_960_720no-987086_960_720民間療法をいくらやっても、意味がありません。

 

ちなみに、民間療法としては、足に熱した蝋を垂らす、白熱電球をあてる、イグサのサンダルを履くなどがあります。

 

では、塗り薬と内服薬、効果が高い方を選んでそれのみを使用した方がいいのでは?と思います。

 

user-37448_960_720現在、特効薬はノーベル賞ものなんて言われていた水虫に対する有効成分が入っている治療薬は、一般医薬品として薬局、ドラッグストアで気軽に購入することが出来ます。

 

一方、内服薬は医師の処方箋がないと服用できません。

 

また副作用として「胃部不快感、下痢、吐き気、腹痛といった消化器症状と肝臓機能に悪影響を与える」というのがあります。

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では、内服薬の方が効果は高いのか? といえば一概にはいえません。

 

水虫の治療は適材適所です。

 

notepad-117597_960_720前述のとおり、爪白癬という爪の中にできた水虫の場合は塗り薬だけでは効果が薄いので内服薬の使用が望ましいです。

角質増殖型の水虫には、内服薬では効果が薄く、塗り薬の方が殺菌効果は高く向いています。

また、肝臓や腎臓が悪い方も塗り薬の方が向いています。

 

doctor-and-patient-1080409_960_720症状に合わせて使い分ける、そして、その判断は自分ではなく、専門の医師に任せるというのがいいでしょう。

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