もしかしてワキガかも?セルフチェックと治療方法

ワキガというのは体臭なので、なかなか自覚をするのが難しいものです。

重度のワキガなら自覚することが可能なのですが、軽度のワキガですと自分でもなかなか気が付くことが出来ません。

しかし、スメルハラスメントなる言葉がある通り、無自覚な体臭でハラスメント扱いされる昨今です。

自分がワキガなのかそれともワキガではないのか、セルフチェックをしてみましょう。

 

もし、ワキガだとしても治療方法がありますので、深刻に悩む必要はありません。

 

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今回は、ワキガのセルフチェック方法とその治療法を紹介していきます。

 

【ワキガの原因とは?】

まずは、ワキガの原因について紹介します。

ワキガの臭いの原因ですが、腋に存在するアポクリン腺と呼ばれる場所から分泌される分泌物が、雑菌によって分解さえることで臭いを放つ物質となるのです。

つまり、アポクリン腺の腺量が多ければ、そこから分泌される汗の量も多くなりワキガとなるのです。

rjjthjwそして、このアポクリン腺の腺量というのは遺伝によって量が決まってきますので、両親のどちらかがワキガの場合、子供もワキガになりやすいといわれています。

もちろん祖父母や親戚にもワキガの方がいれば自身もワキガになる可能性があります。

 

さらに、アポクリン腺を刺激しやすい食生活を送ることによって、ワキガになる可能性もありますし、ストレスや肥満が原因でワキガになることもあります。

 

肥満の方は、汗に雑菌が好む成分を多く含んでいる上、汗をかきやすくなりますので、体臭や汗の臭いがきつくなる傾向があります。

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【ワキガのセルフチェック法】

ワキガであるかどうかを判断するには、何も腋の下の臭いを嗅ぐ必要というのはありません。

また客観性も乏しくなりますので、ワキガの代表的なセルフチェック法を紹介します。

 

・耳垢が湿っている。

耳の中にもアポクリン腺が多くあります。

そして、ワキガの原因はアポクリン腺の量が多いということなので、湿った耳垢である「軟耳垢(なんじこう)」となるのです。

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つまり、湿った耳垢が出やすい方は、ワキガの確率が極めて高くなります。

逆に耳垢が乾いている人は、ワキガではありません。

 

・両親や親族にワキガの方がいる。

これは前述しましたが、ワキガというのはアポクリン腺が多い体質の方がなりやすいものです。

そして、このアポクリン腺は遺伝しますので両親や親族にワキガがいると自身もワキガになる可能性が出てきます。

ちなみに、両親がワキガの場合75%以上、片方がワキガの場合は50%以上がワキガになるといわれています。

 

・衣類に黄ばみがある
衣類の腋の下が黄ばんでいるとワキガの可能性があります。

アポクリン腺から出る汗というのは黄色く濁ったものなので、白いシャツなどを着て、そのシャツの腋の下が黄色くなるとワキガの可能性があります。

ただ、すべてのワキガの方が黄色くなるというわけでもないので、この辺は注意をしてください。

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・腋毛に白い粉が付く
この白い粉ですが、アポクリン腺の分泌物が結晶化したもののことです。

そして、腋毛に白い粉がついている=ワキガというわけではありません。

「軟耳垢」であるという前提条件があります。

その上で腋毛に白い粉が付くとワキガの可能性が高いのです。

さらに、腋毛が猫の毛のように柔らかく、白い粉がツーンとする刺激臭がある場合、ワキガである可能性が極めて高いといえます。

 

【その他の検査方法】

セルフチェックとは異なりますが、遺伝子検査によってワキガかどうかを調べるという方法があります。

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ワキガに関係する遺伝子であるABCC11という遺伝子の型を調べることで、ワキガの可能性について調べることができます。

 

ただ、あくまでワキガの可能性を調べるものであり100%ワキガかどうかを証明するものではなく、有料なのでセルフチェック方法からは除外します。

 

また、臭いセンサなるもので臭いを数値化することもできますが、これもそこまで高い精度というのは期待しない方がいいでしょう。

 

【ワキガの治療方法】

ワキガに関してですが、医療機関でワキガの治療というのは現在可能です。

また、自身がワキガなのかどうかを自分で判定することが難しいという方は医療機関でワキガなのか判定してくれます。

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gel-1243604_960_720・塗り薬による治療法
軽度のワキガの場合は塗り薬により、治療をすることが出来ます。

塩化アルミニウム液というものを腋の下に塗り込むのです。

病院で処方されたものを使用するのが効果的ですが、病院で処方されるものより効果は落ちますが、オドレミンやテノール液という名称で市販もされています。

 

drug-943759_960_720・飲み薬による治療法
「臭化プロバンテリン(プロバイサイン)」という名前の飲み薬です。

汗の分泌を抑える働きがあるのですが、副作用もあり、口が渇いたり、尿が出にくくなったり、便秘になったりします。

長期的な服用はお勧めすることはできません。

 

syringe-957260_960_720・ボトックス注射
現在、ワキガ治療ではメジャーな方法の治療法です。

これはボツリヌス菌の毒を腋の下に注射することで、汗の分泌に関する伝達物質をマヒさせ一時的に汗の量を抑えるというものです。

毒といいましても、美容整形の分野で頻繁に使用されているものなので、ボツリヌス菌の安全性は極めて高いので安心してください。

腋の下に異常に汗をかき、そのせいでワキガになるという方にお勧めです。

 

lightning-34774_960_720・レーザー治療法
これは、アポクリン腺とエクリン腺と腋臭に関係のある汗腺をレーザーによって破壊する治療法です。

手術跡なども残りませんし、比較的簡単に行える治療法の1つです。

ただ、重度のワキガの方は再発する可能性もあります。

この方法は、汗腺を破壊してしまいますので、効果は半永久的です。

 

gauge-110779_960_720・電気凝固法
腋の毛穴に電気針を刺し、高周波電流を流しアポクリン腺と皮脂腺を破壊する方法です。

一昔前の永久脱毛に似た方法です。

電気凝固法を行なう場合、輪ゴムではじかれる程度の痛みが伴うので麻酔をして行うケースもあります。

一度にすべてのアポクリン腺や皮脂腺を破壊することが出来ませんので、1回2時間から3時間程度の電気凝固法の治療を受けるために通院をする必要があります。

 

【重度のワキガの治療法】

ここから紹介するワキガの治療法は、メスなどを使用する外科的な手段によってワキガを治す方法です。

現在は手術をともなうワキガ治療というのは本当に重度の方のみとなります。

 

fshfashb・直視下手術法
剪除法(せんじょほう)と呼ばれる手術です。

これは、腋の下を切開してアポクリン腺を一つずつ取り除きます。

傷痕が残りますが、ワキガには半永久的に効果を発揮します。

 

この他にも手術法はいくつかあるのですが、医師の技量が低い場合は失敗する可能性が高く、合併症などの危険性もあります。

そのため、手術をするというのであれば、もっともメジャーで効果的な剪除法がいいと考えます。

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【まとめ】

notepad-117597_960_720ワキガのセルフチェック方法と治療法を紹介しました。

 

病院での治療以外にも、生活習慣が原因のワキガの方の場合は生活習慣、特に食生活の見直しと禁煙・禁酒、運動をすることでワキガが改善することがあります。

 

ワキガに関しては非常にデリケートな問題ですから、気になるという方は医療機関への受診を強くお勧めします。

 

また、どんなにワキガが気になるからと言って、効果の高い手術が必ずしもベストな選択ではないということもありますので、それはお医者さんとのカウンセリングにて自己判断をお願いします。

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